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2016.11.14

内定者フォローレポート

内定者フォローSNSにおける「スマホアプリ」メリットデメリット【No.10】

スマートフォンの普及にともない、様々な商品の説明に「スマホアプリ」「スマホ対応」が書かれるようになりました。最新のスマートフォン所有状況の調査結果では男性の10代から30代、女性の10代から20代は事実上、ほぼ全員がスマートフォン所有者と言えるほどスマホ占有率が高い結果になっています。

内定者フォローSNSにおいては絶対条件だと言えますが、一言でスマホに対応していると言っても具体的には「スマホアプリ」と「スマホ対応」の2種類があります。ユーザー視点で「スマホアプリ」と「サイトのスマホ対応」では何が違うのか、スマホアプリとスマホ対応のメリット・デメリットについてまとめました。

スマホアプリのメリット・デメリット

【メリット】
・ログインが簡単。
・リピート率が高い。
・プッシュ通知によるダイレクトな通知
・AppStoreの厳正な審査に合格しているため脆弱性対策は保証されている。

【デメリット】
・SNSとの拡散・流入は不向き。
・インストールの必要性がある。
・バージョンアップの手間がかかる。

スマホアプリのメリットはログイン率が格段に高いことです。インターネット利用動向の調査ではスマートフォンにおいて、ウェブサイト(スマホ対応)よりも、アプリの方が利用頻度・利用回数ともに約2倍という結果が出ています。

特にプッシュ通知はユーザーがアプリを起動していなくても、メッセージを送ることができる優れた機能です。また表示速度や操作性はウェブサイト(スマホ対応)よりもスマホアプリのほうが優れています。

デメリットはインストールの手間がかかることです。そのためインストールにあたって内定者に配慮した伝え方が大切です。たった数十秒のインストールとはいえ、個人使用の携帯にお願いするわけですから、強制的にインストールを指示するのではなく、利用目的をしっかり説明し、内定者に納得をしてもらってからインストールをしてもらうことが重要です。

スマホ対応のメリット・デメリット

【メリット】
・SNSとの拡散は強い。
・初回のDL(ダウンロード)の手間がない。
・GoogleやYahoo!経由でアクセスできる。

【デメリット】
・リピート率が低い。
・情報漏洩や拡散のリスクがある。
・表示速度や操作性が劣る傾向にある。
・セキュリテイ対策はスマホアプリに比べて弱い。

スマホ対応のメリットはTwitterやFacebookなど他のSNSサービスとの連携に強く、「すでにあるFacebookコミュニティがメイン」「内定者以外にも情報発信したい」という場合に強みを発揮します。

また内定者フォローSNS導入目的がビジネスマナーなど自宅学習での内定者研修が中心の場合はパソコンでの作業になるため、アプリをダウンロードさせるよりも、ウェブサイト(スマホ対応)のほうが使い勝手が高いです。

一方でデメリットはリピート率やログイン率が低いことです。ウェブサイト(スマホ対応)の表示速度や操作性は、アプリよりも劣る傾向にあり、またウェブサイト(スマホ対応)は通信環境やブラウザ環境による影響を受けやすいため、ログイン率は低くなります。内定者とのコミュニケーションを重視したい企業には不向きだと言えます。

スマホアプリのメリットデメリットまとめ

「スマホアプリ」と「サイトのスマホ対応」のメリット・デメリットをまとめました。スマホ対応といってもサービスの特長は異なっているため、内定者フォローSNSの利用目的を明確にしたうえで判断しましょう。当社が開発運用している内定者フォローSNS「ちゃくちゃくNEXT」は「スマホアプリ」で利用度が格段に高いです、他社の同様のサービスはいずれも「サイトのスマホ対応」です。

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内定者フォローレポート⑩内定者フォローSNSにおける「スマホアプリ」メリットデメリット

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