Column採用コラム

2020.03.16

内定者フォローレポート

優秀な就活生の特徴と面接での見抜き方【No.184】

新型コロナウイルスの影響で就活イベントの中止が相次いでいます。入社式の延期も広がっています。また、今朝のニュースではこの春入社予定者の「内定取り消し」が取り上げられていました。

人事採用担当者の方にとって、①2020卒の「早期離職防止」を念頭においた新人研修、②2021卒の採用イベントの長期化と「内定不承諾防止」を念頭に置いた採用選考から内定出し、③2022卒の「母集団確保」を念頭に置いたインターンシップマッチングイベントの準備、さらに今年は新型コロナウイルスによる採用人数の度重なる変更が予想されます。ぜひこの機会に①②③を同時に解決する、当社の採用支援アプリ「ちゃくちゃく」の導入をご検討ください。

さて、企業の新卒採用担当者を悩ませるのは、優秀な人材の発掘と確保です。内定を出しても他の企業に獲られてしまっては、これまで採用活動にかけたコストと時間がムダになってしまいます。一般的な指標にされる学歴やSPI試験以外で、優秀さの見抜き方をまとめました。

優秀な就活生とは

優秀な就活生の定義は企業によって違います。コミュニケーション能力の高さを基準にしたり、論理的思考能力を基準にしたりする企業もあると思います。ただし、それら基準は数値化することが難しく、面接官によって評価が分かれてしまうのがデメリットです。

今回、優秀な就活生としての定義にしたのは、面接の質問や履歴書で誰でもわかるような基準に落とし込めることを前提にさせていただきました。

早期から就職活動に参加している

優秀な就活生は早期から就職活動に参加しています。インターンシップや企業の行っている就職活動支援イベントに参加しており、就職活動支援サービスの講座を受けています。採用面接で「就職活動を始めたのはいつですか?」と聞けば、早期に活動を開始していた就活生を見つけ出す事ができます。

特に優秀な就活生は、夏季インターンシップから当然参加していますが、就職活動支援サービスの講座にも積極的に参加しています。自分のキャリアプランをしっかりと描いた上で就職活動に臨んでいるため、学内外のセミナー講座を受講しています。

優秀な学生はOB訪問も積極的に行っており、「何名くらいOB訪問していますか?」と聞いてみるのもいいでしょう。統計的にも上位校ほどOB訪問数が多い傾向にあり、様々な業界研究を進めているなら、OB訪問を複数回おこなっている可能性が高いです。

TOEICのスコアが750以上である

今、主要な有名大学では就職活動対策のために学生にTOEICの受検を推奨しています。高校や大学の就職課でも日本国内事業が次々と縮小傾向にあり、海外事業に企業が注力していることは当然知っていますし、実社会においても語学が非常に強い武器になることも知っています。

その中でも優秀な就活生と言えるラインは750以上のTOEICスコアを履歴書に書くでしょう。なぜ750なのかというと、このスコアは勉強しないと出せないスコアだからです。ただ単に高校や大学の英語のカリキュラムを受けているだけでは到達出来ません。

きちんと計画的にTOEIC対策をしてとれる最低ラインが750です。TOEIC750を明記する就活生はネイティブと会話出来るレベルです。外資系企業との取引や海外で活躍出来る人材としてTOEICのスコアを基準にするのもいいでしょう。

フェルミ推定に明確に答えられる

面接の場で、就活生の能力を図る1つの質問にフェルミ推定があります。フェルミ推定とは、なんのデータも与えずに推論を立てて、数値を割り出し、とっさに計算出来るかどうかを図る質問です。グーグルやマイクロソフトが採用試験に導入していたことから日本でも認知されるようになりました。

例えば、「日本にマンホールの数はいくつ程度でしょう」「飛行機の中にゴルフボールをいくつ詰め込めるか」という質問です。日本にある正確なマンホールの数を問う質問ではありません。模範解答は「私の私感では〇〇平方メートルあたり1つのマンホールがあると思っています。日本の国土の総面積は△△平方メートルなので、マンホールの数は□□個程度と予想できます。」となります。

フェルミ推定は高いIQがあるか、または訓練しないと回答できません。少し難しいように思えますが、就活対策本にも論理的思考能力やフェルミ推定について必ず記載されています。しっかり勉強ができていれば、フェルミ推定について予測できるので正解とまではいかないまでも何らかの回答ができるでしょう。この質問で、論理的思考力を図る事もできます。

まとめ

優秀な就活生について3つの条件を上げました。書類選考を設けていると、どうしても学歴評価しがちですが、履歴書やエントリーシートだけで評価してしまうと一部の優秀な学生も落としてしまうことになります。

社会における「優秀さ」とは学歴やテストではわからないことを忘れてはいけません。大学まではテストの点数で優秀さを決められてきましたが、社会においては知的好奇心や行動力など様々な能力が必要です。そして、面接で見抜く面接官の力も必要です。

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