2021卒採用で成功した企業は、早期に就活を開始する優秀層と、遅く就活を開始する学生の2つのグループに分けた対応をされています。(採用人数の少ない企業は前者のみですね。)
○ 採用成功のシナリオは、早期から就活を開始する学生(インターン生)は優秀である。その優秀な学生を、本選考まで手厚くフォローすることで、内定承諾率を高める。(内定者の8割がインターン生)
○ 手厚いフォローを実践するために内定学生(4年生の先輩)に協力してもらい、就活体験談や業界についての知識や情報をSNSアプリに投稿してもらう。
○ 採用担当者は、学生のSNSアクセス状況を数値で把握し、アクセスが途絶えた学生に対し、間髪を入れず集中的にフォローする。
少し詳しく説明しますと、
【夏ごろ】
3年生向けオンラインインターンシップ(Zoomを利用)を開催します。
テーマは「エントリーシート作成」です。
その後、SNSを使って優秀層対象にシートの添削指導を行っていきます。
【秋ごろ】
インターンシップ生と2020入社した内定者が同時に参加する「SNS就活座談会」を実施します。
就活座談会は内定者に就活体験や、オンライン面接の攻略法などを披露してもらい、これから本格的に就活に入るインターン生の関心を惹きつけます。
【冬から1・2月に】
Zoomを使いインターン生に「オンライン模擬面接会」を行い、その後フィードバックを行い、早いタイミングで優秀な学生に内々定出しを行います。
これらを実践したことで、優秀な学生の内定承諾率が格段に改善しました。
【まとめ】
Beforeコロナでは学生とリアルな合説イベントで出会い、食事会で繋がるアナログな時代でした。
今日Withコロナで、採用担当者も就活生も双方が在宅でZoomなどを使ったオンライン説明会、その後はSNSアプリを活用して繋がるDX(デジタルトランスフォーメーション)になりました。
昨日のアナログな採用活動に戻ることはもはやないでしょう。
これから始められる方には本庄孝司が具体的なアドバイスをしますのでご安心ください。
PS 女学生が若手リクルーターからLINEでセクハラにあったとのトラブルを聞きましたのでご注意ください。
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