皆さんはインターン生に表彰状を授与していますか。表彰状はインターン生のモチベーションや志望動機形成に大いに役立ちます。ぜひ活用してほしいので今回は表彰状の活用方法についてまとめました。
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営業部の表彰と同じように「インターン生枠」として表彰してあげましょう。与えられたミッションを達成できたかどうかで判断するようにして、小さな成功体験を積み重ねてあげるのがポイントです。
他社の事例では表彰頻度は月1回にしており、なかにはアマゾンギフト券(千円程度)を一緒に渡している企業もあります。千円で母集団形成できたと考えると、コストパフォーマンスに優れた方法と言えるかもしれません。
数日しかないインターンの場合「職場体験が中心になり、個人に目標を与えていないので表彰するポイントがない」と思う方もいると思いますが、そうした場合でも十分に表彰は可能です。
例えば「元気な挨拶ができた」「自主的に掃除に取り組んだ」「チームのまとめ役をやってくれた」などシンプルに評価できる部分を見つけ褒めてあげてほしいと思います。ある会社では「月間インターシップアワード」として「月間優秀賞」を社員の方々と一緒に表彰しています。
文例テンプレートもご紹介させていただきます。各社の状況に合わせてカスタマイズしてください。
「〇〇殿、貴殿は9月からインターン生として〇〇の仕事に対して、完璧な仕事をしました。地味な仕事ながらも黙々と作業をし、ミスなくやり遂げてくれました。また毎朝の元気な挨拶は、職場の雰囲気を明るくすることにも貢献しました。これからも初心を忘れずに頑張ることを期待しています。その功績と努力を称え、ここに表彰いたします」
ビジネスライクな言い方をしてしまえば「承認欲求を満たすマネジメント手法の一つ」と言えるかもしれませんが、誰しもが評価されると嬉しいですよね。
一部の大手企業は高額なインセンティブで学生インターンを集める企業もありますが、ほとんどの企業が高額なインセンティブは準備できないと思います。
その代わりに表彰状をぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。本当に効果があるのかと疑問に思われるかもしれませんが、喜んでいる顔を見れば価値が認識できると思います。