新型コロナウイルスの影響で内定者が一斉に集まることもなく、入社するまで対面で顔を合わせない企業も珍しくありません。内定者フォローも一筋縄ではいきませんが、そうした環境でも内定者イベント・内定者向けゲームとして使える「超精密性格診断エムグラム」をご紹介させていただきます。
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105問の質問に回答すると、自分自身の性格の中で特徴的な8つの要素である「私を構成する8性格」を知ることができる、無料で使える性格診断サイトです。
企業の人事目的で用いられる適性検査の内容をもとにしたアルゴリズムが使われているため、非常に本格的な分析を行うことができるのが最大のポイントです。
テーマは「共通点探し」になります。
最初に自分自身の性格診断から始めます。診断は10~15分程度で終わります。診断結果は最後にメールアドレスを登録すれば自分自身に送ることができるので、登録して診断結果を保存します(自動的にメルマガ登録されますが解除は簡単です)。時間に余裕がない場合は事前に性格診断だけおこなってもらうとスムーズです。
二番目に3~4人で1グループになり、自分自身の診断結果を見せ合います(エクセルやスプレッドシートに貼ると一覧で見やすく便利です)。そこから20分~30分程度で全員の共通点を探します。(ズームの場合は、グループ同士でブレイクアウトルームに入り、話し合ってもらいます)。
グループになったメンバー同士で「みんなの出身地は?」「兄弟はいる?」「趣味は?」「高校時代の部活は?」といった共通点を話し合って探します。判明した共通点を書記担当がメモに残しながら、顕在的共通点と潜在的共通点に分けます。
顕在的共通点とは「インドア派」「10月生まれ」「姉妹(兄弟)がいる」「海外旅行経験あり」などです。潜在的共通点とは「慎重派」「仮説思考(批判的思考)」「好奇心旺盛」「感受性高め」「協調性」などです。
グループでの話し合いの最後にグループの名前を決めます。私が参加した際は「諸葛孔明」「陽気な女子」「陰キャ」といったグループ名が出ていました。
最後に各グループで見つかった共通項やテーマを決めた根拠を簡単に発表してもらいます。顕在的共通点は1点、潜在的共通点は3点としてゲーム性を高めて、優勝チームを決めるのも面白いです。
1時間程度でできること。内定者同士のコミュニケーションを高めることができること。オンラインでもできることがメリットとして挙げられます。
こうしたゲームを取り入れながら、お互いのことを知る機会をぜひ作ってほしいと思います。もしも内定者イベントのネタに悩んでいたら一度試してみてほしいと思います。