コロナ禍で非接触・非対面による新卒採用活動を実施している企業も増え、それらのスタイルがニューノーマルな手段として、社会的にも受け入れられています。
そんな昨今において効果的に活用できる、自社の魅力を伝える方法における選択肢のひとつとして、「擬似ライブ形式のオンライン説明会」について解説します。
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端的に説明すると、「擬似ライブ形式」とは、事前録画した映像をライブ配信するという方法です。オンライン上で対多数の視聴者に向けて会社説明の機会を設ける場合、実施方法について「ライブ形式」と「事前録画形式」という選択肢があります。
それぞれでメリット、デメリットがありますが、その両者の良い部分を掛け合わせたものが「擬似ライブ形式」です。
「ライブ形式」は、本番一発勝負でミスが許されません。クオリティという面において、高い質の説明会を実施するためには相応の企画力や準備、入念な練習やリハーサルが必要です。
一方で「事前録画形式」は、視聴者の操作で自由に視聴できるため、本人の意向で映像が早送りにされてしまったりと、動画のメッセージ性が希薄になってしまいます。
しかし、「擬似ライブ形式」では、完成度の高い事前録画映像がその時間でしか見られないため、視聴者も集中して映像を見てくれることが大きなメリットです。
デメリットとしては、映像のクオリティの高さは企業のブランディングにも影響するため、作成する映像にはある程度パワーやコストをかける必要がある点です。
先行きの不明瞭な時期が続くなか、採用活動に難航する企業担当者の方も多いのではないかと思います。ただし、さまざまなWEBアプリケーションやツールをうまく活用すれば、他社と差別化を図るチャンスでもあります。
今回ピックアップしたような、映像配信による情報提供は今後ますますニーズが高まることでしょう。「擬似ライブ形式」による情報発信を活用し、自社のアピール力を強化してみてはいかがでしょうか。