魅力的な企業との出会いは、求人サイトだけでなく、意外な場面でも生じるもの。思ってもみなかったきっかけで企業のことを知った求職者が内定に至る、そんな経験をしたことがある採用担当者の方も多いのではないでしょうか。今回は意外な理由で企業を知り、採用に至った求職者のエピソードをご紹介します。
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ある大手IT企業の営業職で働いていた方のエピソードです。その企業では、テレアポの獲得から営業活動に繋げていく手段をメインに取っていたそうで、応募者の方も日々テレアポを行っていたとのことでした。
そんななかで、ある企業に連絡をした際、アポイントは獲得できなかったものの、複数の支店のどの電話口でも対応に心がこもっているように感じ、働いている人にとても魅力を感じたそうです。のちに「人として魅力を感じる方々と一緒に、誠実に真心をこめて仕事をしたい」と、その企業の中途採用にエントリーして内定に至り、いまはその企業で働いているそうです。
ある就活生のエピソードです。彼は普段カフェでアルバイトしていて、ある日お客様の忘れ物のなかに見知らぬ会社のパンフレットがあったそうです。そのパンフレットの装丁やデザインが目に留まり、気になって少しページをめくると、とても興味が湧く内容だったとのこと。
アルバイトが終わった後に自分で採用ホームページを調べたら、求める理想の会社像にぴったり当てはまる会社だと改めて感じたため応募したそうです。その後内定し、入社に至って現在も職場で活躍しているそうです。
偶然の出会いがきっかけでマッチングし、高い満足度で中長期的に活躍してくれている人材を獲得することができたエピソードです。
レアケースではあるものの、「魅力的なパンフレットを作成しよう」「営業電話でも顧客に繋がるかもしれないから丁寧に対応しよう」といった会社としての企業努力が、素敵な偶然を生み出したように私は思いました。みなさまの参考になれば幸いです。