面接時の言葉やフレーズは、表現ひとつで受け取る側に良い印象を与えることができる便利なものでもあり、使い方を間違えると悪影響に働いてしまいます。前回に引き続き、面接で面接官の印象がポシティブに働くワードチョイスをまとめてみました。
目次
応募者の方の経歴やスキルについて、履歴書には記載されていたとしても、より深掘りして聞いていきたいポイントは往々にしてあると思います。その際、いきなり枕詞もなしに履歴書に書いてある内容を聞くと「履歴書にも書いたけど見てないんだな…」と思われかねません。
そこで、話初めにぜひこの表現を活用してください。自分に興味を持ってくれていることがわかりますし、ちゃんとした対応をされている印象を持つので、少し聞きづらいことも話していただきやすくなります。
相手の意見や考え方を尊重し、共感できるものに対してはしっかりと言葉でその気持ちを伝えましょう。「自分のことを理解してくれている」「この面接官の方とは気が合いそうだ」と、安心感を持って話してもらうことは、良い面接をする上でとても重要なことです。
特に、相手の心や価値観に寄り添い共感する姿勢を持ってください。離職理由などをヒアリングする際はネガティブな内容が話されることもありますが、そんな場面でも寄り添うスタンスが大切です。しっかりと心を開いてコミュニケーションを取っていただきながら、良い雰囲気で面接を進めていきましょう。
時には、少し言いづらい内容、会社としての適切な返答や回答に困ってしまう質問などもあります。筆者が今回おすすめしたいのは、個人的な意見として相手に考え方や価値観を伝えるという方法です。
会社としての回答はすぐに出せなくも、会社という組織の一員として、少しでもスピーディに応募者の方々へ伝えてあげる姿勢を見せることは好評価に自然と繋がってきます。
ほかにも「今回は持ち帰らせていただき改めて確認のうえでご回答します」といった、丁寧な心配りも良い選択肢です。ちょっとした言い回しを工夫するだけで「この会社は良い会社だな」「自分に合った会社だな」と思ってもらえます。ぜひ面接の参考にして頂けると幸いです。