2022年も半年が過ぎました。今年も様々な雇用・労働ニュースがある中で、新卒採用(就職活動)関連のニュースをピックアップしました。半年も過ぎれば忘れてしまいがち。改めて今年起きた出来事を振り返ってみましょう。
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リクルートワークス研究所が4月26日に発表した2023年3月卒業予定の大学生の求人倍率は1.58倍で、前年より0.08ポイント上昇。改善は4年ぶり。新型コロナ前の水準には届きませんでしたが、多くの業種で企業の採用意欲は回復傾向にあることがわかりました
株式会社ディスコは、2023年3月卒業予定の大学4年生を対象に、6月1日時点での就職活動に関する調査を行い、内定率は76.9%。前年同期実績(71.8%)を 5.1 ポイント上回る結果になりました。(調査期間:2022年6月1日~5日、回答数:1,208人)
牛丼チェーン「吉野家」の常務取締役が早稲田大学の社会人向け講座で「生娘シャブ漬け戦略」と発言したことが問題視されました。吉野家ホールディングスは「人権・ジェンダー問題の観点から到底容認することの出来ない不適切な言動があった」として伊東常務の解任に至りました。
吉野家ホールディングスは吉野家の採用説明会に予約した大学生に対して、外国籍であると勝手に判断し、参加を拒否していたことが応募者の告発で発覚しました。
イラストコミュニケーションサービス大手のピクシブ株式会社の執行役員がトランスジェンダー従業員に対して性的指向や性自認について侮辱される「SOGIハラスメント」を受けたなどとして、約550万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴されたことが話題になりました。
今年も残り半年。採用担当者の皆さんは内定者フォローやインターンシップに大忙しだと思います。これからますます暑くなりますが、体調に気をつけて仕事に励んでほしいと思います。