今年も残すところ3カ月になりました。10月は各社とも内定式を実施されたと思いますが、満足度はいかがだったでしょうか。内定者にとって入社するまで半年を切ったわけですが、そろそろ内定ブルーになりやすい時期になったとも言えます。
以前の記事でもお伝えしましたが、内定ブルーは誰にでもくるものだと思います。内定ブルーとは「内定先の企業は自分に合っているのだろうか?」「自分は仕事についていけるだろうか?(働くイメージがついていない)」といった不安からきます。
そうした不安を、実際にどのように解消したほうがいいのか。今回は先日おこなわれた新入社員意識調査から考えていきたいと思います。
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一般社団法人日本能率協会が実施した「2022年度新入社員意識調査」では、仕事の不安は、人間関係の「上司・同僚などの職場の人とうまくやっていけるか(64%)」が1位となっています。
また理想の上司・先輩は、「仕事について丁寧に指導する人(71%)」が1位で2012年以降の調査で過去最高。
Chaku2NEXT(ちゃくちゃくネクスト)の活用方法として、先輩社員の自己紹介をおすすめしています。まだ活用できていない企業様はこの機会にぜひ活用してみてください。
また、若手社員が仕事で困ったとき、どのようなタイミングで、どのように指導(フォロー)しているのかを詳しく伝えてもいいでしょう。若手社員から意見を聞いてもいいかもしれませんね。
意欲や能力を高めるための上司や人事への期待しているところは1位が「成長や力量に対する定期的なフィードバック」が61%となり、第2位が「ワークライフバランスをとれる柔軟な働き方ができる環境づくり」で、51%となっています。
内定者にもSNSを使って、入社したらどのようなフィードバックをおこなうのか、先輩社員はどのような働き方をしているか(平日夜や休日はどのように過ごしているか)を伝えてみてはいかがでしょうか?
ちなみに2012年に数値の高かった「場合によっては叱ってくれる上司・先輩」は大幅にダウンしており、いわゆる「熱血系上司」の人気は急落しているのでご注意を。若者の気持ちを理解して、内定ブルーを解消しましょう。
参考:日本能率協会・アンケート調査
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000047.000016501.html