皆さんは「リスキリング」という言葉をご存じでしょうか。DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進やコロナ禍における働き方の変化を背景に、リスキリングに注目が集まっています。
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リスキリングとは「キャリアアップを目的として新たなスキルを身につけること」を表す言葉で、簡単に言えば職業能力の再開発とも言えます。
経済産業省は「新しい職業に就くために、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、 必要なスキルを獲得すること/させること」と定義しています。
リスキリングに対応した資格・研修サービスやスキルスクールも充実してきています。特にデジタル関連のリスキリングのニーズが高まっていることから、最近ではプログラミングやウェブデザインなどのIT専門スクールが人気のようです。
株式会社学情が実施したアンケートによると、人材育成や人的投資に積極的な企業には、志望度が高くなる傾向があることがわかります。
(1) 8割以上の20代が「リスキリング支援していると志望度が上がる」と回答
(2) リスキリングに関する取り組みを、転職活動で意識する20代が6割を超える
(3) リスキリングを支援する企業に「好感が持てる」と回答した20代が9割に迫る
学習支援に関する福利厚生があったとしても、採用ページで大々的にアピールしている企業は全然なく、待遇福利厚生欄に「費用補助」など一文に留めている企業が多い印象です。
Chaku2NEXT(ちゃくちゃくネクスト)で投稿ネタに困ったときは、内定者に対して、どのようなリスキリング支援をしているのかをアピールするのも有効な方法です。
仮に会社としてリスキリング支援をしていなくても、働いている従業員がどのようなスキルアップを図っているのか、どうような勉強をしているのかを内定者に伝えるのも「会社を知ってもらう」コンテンツになります。
働くイメージをもってもらうことは、なにも仕事や会社のことだけ伝えるのではなく、「実際に働いたらプライベートはこんな風に過ごせる」とイメージしてもらうのも、働くイメージの一環です。学生から「幅広いキャリア選択ができる会社」と思ってもらえるのは大きな強みになります。
参照:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000861.000013485.html