前回のコラムでは
「25年卒&26年卒を同時にカバー!手軽に実践できるフォロー術」として
SNSの活用についてお話させていただきました。
しかしながら、いざSNSを活用するとなっても、「何をどのように配信したらよいか?」
といった具体的な内容で迷われる方も多いのではないでしょうか。
現在の新卒採用市場では、売り手市場が進む中、選考や内定出しの早期化が進んでいます。
それに伴い、インターンシップ参加などの初回接触から、内定出しを経て、入社に至るまでの期間が長期化する傾向もあり、優秀な学生をつなぎ止めるための工夫がますます重要となっています。
そこで、今回のコラムでは、その長い採用期間を活かしてSNSを活用し、学生に会社の魅力を効果的に伝える事例をご紹介します。
目次
就活生にとって、入社後の生活や成長過程は未知の領域です。そのため、「実際に働き始めたらどうなるんだろう?」という不安を多く抱いていることでしょう。これに対し、SNSを通じて新入社員の「今」をタイムリーに発信することで、入社後の具体的なイメージを提供することが可能です。
例えば、以下のような内容を定期的にSNSで配信することが考えられます。
「研修2週目の新入社員たち。少しずつ自信がついてきたようで、
活発な意見交換が行われています!」
「本日からOJTがスタート。新入社員は現場の先輩とともに、
実際の業務に取り組み始めました。今後の成長が楽しみです!」
「先日の社内イベントで、新入社員がプレゼンに挑戦。
少し緊張した様子でしたが、しっかり成果を出しました!」
このような投稿を通じて、就活生は「自分がここで働き始めたら、こんな風に成長していくんだな」と具体的な未来をイメージしやすくなります。1年後、2年後の「今」、自分がどうなっていくかを季節感と共に理解することができ、自分がどうなりたいかを長期的に想像してもらえるのです。
また、タイムリーに情報を発信することで、常に会社との接点を持たせ、入社意欲を保つ効果も期待できます。
就活生に対して入社後の成長やキャリアのビジョンを示すことは、内定辞退の防止にも繋がります。SNSの活用は、このプロセスを効果的にサポートします。例えば、以下のような配信を行うことで、就活生が未来の自分を具体的にイメージできるようになります。
「入社1年目の〇〇さんに、1年間を振り返ってもらいました。
『最初は不安でしたが、今では一人でお客様の担当をさせていただいています!』」
「2年目の△△さん、リーダーとしてプロジェクトの進行を担当中。
若手社員が自分の意見を積極的に発信する姿が印象的です。」
こうしたSNS投稿を通じて、就活生は「入社後の成長過程」や「会社でのキャリアパス」をリアルに想像できるようになります。特に、入社後1年目や2年目の社員など、就活生とより近い立場の社員の声を届けることで、就活生は自分の将来像をより具体的にイメージしやすくなるでしょう。
若者にとって、今や身近な存在の「SNS」は、もはや生活の一部となっている程です。
興味をもった企業からの定期的な配信が、さりげなく生活の一部に溶け込み、就活生を支える存在となれば、
長期間にわたって情報を受け取り続けることで、就活生の会社理解は徐々に深まり、将来に対する具体的なイメージも鮮明になっていくのです。
採用活動が早期化・長期化する今だからこそ、「SNS」を用いた長期的な情報発信が、就活生の不安を軽減し、入社意欲を高め続けるために非常に有効なアプローチといえるのではないでしょうか。
とはいえ、不特定多数の方が閲覧する無料のSNSで配信するには、誰でもアクセスできるため、競合他社や不特定多数のユーザーに情報が漏れるリスクがあります。就活生が自発的に訪れないと情報が見られないため、認知度を高めるのが難しいこともあるでしょう。
そこで、招待制「SNS」アプリの活用をお勧めいたします。
招待制「SNS」アプリは、特定のユーザーのみが参加できるプラットフォームです。参加者は招待を受けた人に限られ、一般のユーザーがアクセスできないため、よりクローズドな環境でのコミュニケーションが可能になります。これにより、プライバシーが保たれつつ、信頼性の高い情報共有が行えます。
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