Column採用コラム

2017.12.25

内定者フォローレポート

オファー型の新卒求人サービスのメリットや特徴【No.72】

最近増え続けている新卒採用サービスにオファー型の新卒求人サービスがあります。本来ヘッドハンティングに近いオファー型採用サービスは中途採用での活用が中心でしたが、今や就活生に直接企業がオファーを出す時代が到来しています。このオファー型の新卒求人サービスはどんな特徴があるのか、3つのメリットや利用者の評判情報をまとめました。

メリット1:優秀な人材だけを選ぶことが出来る

最大のメリットは優秀な人材だけをターゲットに絞れる点です。登録する側の大学生は学歴・能力・プロフィールを登録しなければいけません。そして仲介しているサービス提供側はそれらを数値化し、各ユーザーの性格診断や適性などを抽出してくれます。

ナビサイトの特徴は多くのユーザーに対して認知してもらいやすい反面、浅く広くになりがちですが、オファー型は少数精鋭の就活生にアプローチできます。基本的に企業はエントリーを待つ受け身の姿勢になるナビサイトと違い、企業側が能動的にアプローチすることが可能です。

一方で、オファー型は工数がかかるのはデメリットと言えます。また企業からのアクションになるため、「なぜ当社を志望しているのか」の応募動機形成が少し弱くなってしまいやすいです。各社の料金体系にもよりますが、基本的に求人広告を出す必要がなくなるので、採用コストを削減することが出来る可能性が秘めています。

メリット2:早期の接点づくり

二番目のメリットが、早期での優秀な就活生との接点が作れる点です。ナビサイトではオープン日や説明会予約開始日など機能が一定の時期にならないと使用できないデメリットがあります。同じタイミングで同時予約スタートされると大手企業が優先されるため、中小企業にとって大きなハンデを背負っていることになります。

オファー型の場合は制限される心配がなく、就職活動が解禁になる前に採用側が望む人材にアプローチ出来るので、早い段階で深い関係性を築き上げることが出来るでしょう。就活生にとっても早い段階で就職活動を終わらせたいという気持ちが働いているので、まさにウィン・ウィンの関係になります。

メリット3:同業他社に差をつけられる

オファー型サービスはまだ玉石混交といった状態で、まだリクナビ・マイナビ・ キャリタス就活中心の企業が多く、費用対効果に半信半疑の企業も多いと思います。しかし、すでに大手企業は活用していますし、若手中心のスタートアップ企業は積極的に利用しています。

今後さらに認知度が高まれば、オファー型サービス内での競争が激化すると思われるので利用率がまだ低いうちに利用することで先行者利益を獲得することができます。

サービスの特徴や機能性について

サービスの中には同業他社の選考状況まで報告出来るサービスもあるので、わざわざ書類選考をする選考過程を省くことが出来ます。また思考性を計測するサービスもあり、自社に必要な人材のタイプにマッチした人材に直接アプローチ出来ます。

就職活動でおこるミスマッチを未然に防ぐことが出来るので、内定辞退率を下げられると言われており、早期退職率も軽減されるでしょう。人事部の新卒採用ではなく、現場の社員と面談をマッチングしてくれるサービスもあります。そこでは求人情報以外の話をしてくれるので、より自社についてリアル感を持ってくれます。

まとめ

3つのメリットをご紹介させていただきましたが、最大の特徴は優秀な人材確保がスムーズに行えることです。新卒採用出来る人材の奪い合いが始まっている中で、まだ一般的になっていない今だからこそ利用することでライバルと差をつけるチャンスかもしれません。まだ利用していないのであればオファー型採用サービスにも目を向けてみてはいかがでしょうか。

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オファー型の新卒求人サービスのメリットや特徴(141KB)

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