今年は早くも、選考面接と同時並行で内々定、内定出しが始まっています。早いところではGW明けにも内定者を集めた内定者座談会を開催するとのお話もお聞きしました。そこで今回急ぎで、内定者座談会に向けてのSNS「Chaku2NEXT」の活用方法の紹介をします。
また、前編と後編に分けて説明させていただきます。前編では内定者座談会でのアプリ活用事例を、後編では新3年生のインターン生のフォローになります。
目次
座談会開催の目的は入社への不安感の払拭や期待感の醸成です。内定者に自身の就活を振り返ってもらい、自分の言葉で企業を選んだ・決めた理由をアウトプットさせることで腹落ちさせ内定者の不安感を払拭させます。
また経営者・採用担当・先輩社員から内定者にフィードバック(評価・課題)を伝えることで内定者に期待感を与え、社会人になることへの心の準備をしてもらいます。
座談会や内定者懇親会を開催する企業は多いですが、学生側からよく聞かれるのは「先輩社員の話をもっと聞きたかった」「当日に先輩の名前や職種を言われても覚えきれない」「質問してもいいといきなり振られても質問なんて思い浮かばない」といった感想です。
内定者を10人、先輩社員を5人呼んだら、自己紹介だけでかなり時間を使ってしまいますよね。とはいえ自己紹介なしではお互いの理解が進みません。参加メンバー全員分の資料を作るにしても非常に手間のかかる作業です。そうした課題に内定者SNSが活躍してくれます。簡単に機能と使い方をご紹介させていただきます。
採用担当者は、座談会に出席してくれる若手社員に内定者SNSで自己紹介するようにお願いします。若手社員の自己紹介が終わったら、出欠確認機能を伝えながら次に内定者にも自己紹介をお願いします。
あわせて座談会当日に先輩社員に質問したいことがないかアンケート機能を使い事前アンケートを採ります。採用担当者は、内定者からの質問内容を、先輩社員へ個別メッセージで知らせ座談会当日に回答できるようにお願いしておきます。
また採用担当者が、内定者に質問したい内容(就活振り返り・1学年下の学生へのエール)を事前に伝え、内定者からの回答をアンケートで採ります。内定者には座談会当日に深堀するためのものだから回答内容は簡潔にと伝えておきましょう。
先輩社員は、事前アンケートで内定者から質問のあった内容を回答します。採用担当者は、事前アンケートを元に内定者の回答内容を掘り下げます。
採用担当者は、参加した内定者に座談会を振り返る目的で、座談会で語った内容を内定者SNSでコメント記入するようにお願いします。
採用担当者は、内定者全員に内定者SNSで個別メッセージを送りましょう。座談会参加のお礼と、改めてなぜ採用したのかのフィードバック評価、入社後に期待している内容を伝えます。
内定者は自分のスマホからChaku2NEXTアプリを起動すると、「自分と同期がアウトプットした就活振り返り内容」や「採用担当・先輩社員からの評価・応援メッセージ」を目にすることになり、不安解消やモチベーションアップも期待できます。
内定者フォローはその日だけで終わらせず、継続的にフォローしておく必要がありますが、内定者SNS「Chaku2NEXT」はそうしたフォローに最適なコミュニケーションに特化したツールです。後編では「インターンシップでの活用事例」について説明させていただきます。
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内定者座談会の目的とSNSを使った効果的なフォロー(452KB)