2018年卒採用では採用担当者方が母集団の確保にこれまでになく苦労をされることが予想されます。インターンシップや業界研究イベントさらに合同企業説明会で出会った就活生を選考会参加へと、継続して繋がることは最重要課題です。今や多くの企業がSNSを利用して就活生とコミュニケーションを図ろうと考えています。
しかし、使い方や特徴を間違えてしまうと募集企業側の一方的で独りよがりになってしまう場合があります。今回はどのように出会った学生たちとSNSで繋がればいいのか方法やコツをまとめました。
目次
現在の大学生はメールをあまり利用しません。就職活動のためにYahoo!メールやGmailアドレスを取得するものの、今回ご紹介するLINEやTwitter、インスタグラムといったSNSがコミュニケーションの柱になっています。
そのため、PCアドレスに定期的に情報発信している企業でも、メールの既読率はかなり低い可能性がありますので注意が必要です。次に新卒採用に使える五つのSNSサービスをご紹介します。
学生同士の情報交換は、今ではすっかりLINE(ライン)に置き換わっています。LINEを使っていない学生もたまにいますが、LINEを使わない学生は人間関係を構築することが苦手であったりすることがほとんどです。
SNSの中で最も連絡が取りやすく距離感を近づけることができます。LINEは1:1の連絡手段なので、その学生に質問をすることも可能です。
SNSの中で大人数にアプローチしやすいのがTwitter(ツイッター)です。学生はFacebookよりもTwitterの方が見る頻度が高いです。Twitterに説明会情報や会社にまつわる話などのリンクを貼って拡散すればより多くの学生が見てくれるでしょう。
SNSの中で簡単に会社のことを拡散させたいならInstagram(インスタグラム)に挑戦してみることをオススメします。TwitterやFacebookと比べてインスタグラムは写真を載せるだけなので更新がとても簡単です。そして、今ではインスタグラムを使っている学生がFacebookよりも多いので、たくさんの学生に見てもらえる可能性があります。
学生が「この企業の選考を受けてみようかな」と思う理由の中で1番多いのは「人事の人がいい人だった」「会社の雰囲気が良かった」です。まずは選考を受けてみようと思ってもらえるように、社内の雰囲気を表す写真を定期的に数多く更新してみましょう。
SNSの中でたくさんの情報を伝えることができ、1:1のコミュニケーションも取ることができるのがFacebook(フェイスブック)です。もしFacebookを使うのであれば、頻度高くFacebookページを更新することが重要です。
日常の様子が写された写真の掲載や、社長の大切にしている考えや就活生に対するアドバイスなどをコンテンツとして用意してもよいかもしれません。しかしコンテンツを用意するという点ではTwitterもFacebookも同じですが、コンテンツの情報量を充実させなくてはならないFacebookは中小企業では負担が大き過ぎてあまりオススメできません。
ここまで無料のSNSをご紹介しましたが、最後にご紹介するのは就活生フォロー専用アプリの「ちゃくちゃく NEXT」です。Instagramの写真投稿とLINEのスタンプ機能やアンケート機能などを兼ね備え、iPhone&アンドロイド両方のスマホに対応しています。
無料のSNSだと就活生のプライバシーへの配慮、ならびに個人情報の情報漏洩と拡散に不安を覚える方も多いと思います。「ちゃくちゃくNEXT」は就活生フォロー専用の招待制アプリで、ユーザー管理もしっかりなされているためお勧めです。S
「就活生(採用候補)」&「内定者」2グループを同時にフォローするハイブリッドアプリ 伝わる・つながる招待制SNSクラウド
https://www.chaku2.jp/lp/
業界研究イベントや合説での会社説明プレゼンテーションは、採用担当者自身のプレゼンテーションでもあります。自分の立ち居振る舞いは伝わりやすいか、学生への語りかけ方は十分にできているかを意識しましょう。ここで学生に「この人事の人はいい人そう」と思わせることが選考会参加へとつながるスタートラインです。
そして、採用担当者の方は今後就活生に対しスマホを介して、SNSで情報発信してください。コツは「写真投稿などよりビジュアルな情報発信」を心がけることです。是非試してください!
コラムPDF版はこちらからダウンロードできます↓
内定者フォローレポート㉑業界研究イベントや合同企業説明会で出会った就活生を選考会へとつなげるSNS