Column採用コラム

2016.12.12

内定者フォローレポート

中小企業必見!苦労して集めた母集団を選考面接へつなげるポイント【No.17】

中小企業の新卒採用において、エントリーしてくれた学生を取りこぼすということは何としても避けたいことであります。今回はエントリーしてくれた学生を取りこぼさない様にきちんと選考面接につなげるためのポイントについてお話をしていきます。

エントリーから説明会参加までのポイント

1.エントリー即日に1人ひとりメッセージを送る

大手ナビサイトによってはその学生の自己PRや学生時代に頑張ったことが書かれていることがあります。その際は1人ひとりその内容を読み、内容についてよかったところを含めてエントリーしてくれてありがとうという内容のメッセージをエントリー当日に送りましょう。

このような1人ひとりきめ細かいメッセージは他社ではほとんど行われませんので、エントリーした会社の中で特別な会社として学生に位置づけられる可能性が高くなります。

2.説明会が開かれる3日前と前日にリマインドメールを送る

学生はスケジュール管理に慣れていません。3日前にリマインドメールを送る理由は、もし学生が説明会にダブルブッキングしていたとして前日のリマインドメールだと学生が予定を調整できないからです。

3日前のリマインドメールも前日のリマインドメールも「もしご都合が悪くなった場合は、下記URLよりご都合のよろしい日時にて新しいご予約をお願い致します。」などと次の日程を決められる方法を教えてあげましょう。

企業説明会参加時のポイント

3.開始まで学生が座って待っている際に音楽を流す

人間は初めての環境では緊張するものです。スターバックスなどカフェで流れているようなJazzミュージックや、最新のヒットチャートから最近の大学生が聴く邦楽・洋楽などを調べて会場内にBGMとして音楽を流しましょう。

4.待っている学生に声をかけたり、他の学生と話せたりするようにする

最初の学生は1人で孤独に説明会が始まるのを待っています。その時に「今日は初めての説明会?」「最近は他にどんな説明会に行ったの?」と質問してあげましょう。学生が回答をしたら「その説明会はどんなところが面白かった?」「へぇ!営業の仕事を見ているんだね!周りで営業やりたい人って多いの?」などとその学生が話を拡げられるような返事をしてあげましょう。

学生が何人か集まってきたら、隣同士で「どんな業界を見ているか」「どんな仕事を見ているか」「最近行って面白かった説明会」などのテーマで自己紹介をさせ合うと盛り上がります。このように説明会までの時間で緊張をほぐすようにしてあげましょう。

5.学生の本心を言い当てる

企業の説明会に参加している学生は「こんなこと言ったら怒られるかな」と本心を隠しています。例えば「説明会に行くのはすごくめんどくさいと思うんだけど」「話聞いてもよくわからないよね」と言った学生が思っているフレーズを笑いながら言い当ててあげましょう。

笑いながら冗談めいて学生の本心を言い当てることによって、こちらが学生の本心を許容していることが伝わります。「自分の気持ちをわかってくれる」「この人になら素直に話をしても大丈夫そうだな」と思ってくれるはずです。

説明会参加から選考参加までのポイント

6. 説明会が開かれる3日前と前日にリマインドメールを送る

2.と同じ内容です。リマインドメールはテンプレートを用いるのではなく、1人ひとりの学生に話しかけるような内容で送ることをおススメします。3日前のリマインドメールも前日のリマインドメールも「もしご都合が悪くなった場合は、下記URLよりご都合のよろしい日時にて新しいご予約をお願い致します。」などと次の日程を決められる方法を教えてあげると親切です。

まとめ

いかがだったでしょうか。エントリーしてくれた学生が本選考に参加するかどうかは説明会での印象が全てと言っても過言ではありません。お金をかけられない分、時間と手間をかけることが苦労して集めた母集団を選考面接へつなげる秘訣です。様々な業務で忙しいとは思いますが、成果を出すため1人ひとりに対するメッセージを作成してあげてください。

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内定者フォローレポート⑰中小企業必見!苦労して集めた母集団を選考面接へつなげるポイント

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